「生命場」とはなにか Topics


 半世紀以上にわたって本を読み、論争し、質問し、黙想を続けた結果、わたしは人体が「生命場」とでもいうべきものに包まれているということを確信するようになった。その生命場は全身にくまなく浸透し、さらに皮膚を大きくこえて、全身を包んでいる。

 それがどんなものか知りたい人は、からだをとりまく色のついたオーラを想像すればいい。色はその人の状態によって、緑、赤、黄色など、さまざまである。オーラが見える人によれば、わたしの生命場は青みがかかっているらしい。

 霊的な人のしるしである紫っぽいオーラよりは、どちらかといえばヒーラー向きの人のしるしに近いということだ。もし生命場が目に見えれば、それは人間の影のかたちのように見えるはずだ。

 あたまのまわりを丸くとりかこみ、肩の部分でひろがって、腰でせまくなり、足に向かってだんだん細くなっている。ある意味で、生命場はからだの片割れ、残りの半分だと考えることもできる。からだの半分には、われわれがふだん人間として認識している肉体であり、あとの半分は目に見えない「場」なのだ。

 一時期、科学者たちがその生命場をしらべ、皮膚から1センチ弱ほどのものを検出したことがあったが、最近の研究では皮膚から80センチ以上もあるということがわかっている。この生命場は肉体に生命力をみちびきいれ、その人にスピリット(霊魂、気力)を供給している。

 けがをしたりこころを痛めたりすると、生命場はそのショックを、エネルギーの消耗というかたちで肉体にあらわす。そんなとき、それを放置しておくと、エネルギーの消耗が機能不全にまで発展して病気になり、ついにはからだの機能がまったく停止してしまう。

 しかし、エネルギーの消耗に気づいて休息や補給をすれば、からだは失われた健康を自然にとりもどすようにできている。生命場の安定度を知るには健康状態を観察すればいい。健康状態が悪いときは生命場も不安定になっていることがわかる。

 わたしがはじめて生命場の存在を知ったのは、エール大学医学校の神経解剖学教授、ハロルド・サクストン・バー博士の研究をつうじてだった。人体が電磁エネルギーに浸透され、とりかこまれていることを初めて立証したのは博士なのである。

 博士はこう断言した。「生命場があるところには必ず電気的な特徴がある」。ようするに、生命場は周波数の高い電磁場という特徴をもっているということだ。バー博士はそれをいつも、「肉体を組織化する場」といっていた。

 じつのところ、その場は物質的なからだがこの世に出現する前に姿をあらわし、成長する生物の原子や分子をみちびいて、正しいかたちに組織化していく役割をはたしている。

(「いのちの輝き フルフォード博士が語る自然治癒力」ロバート・C・フルフォード&ジーン・ストーン 1997/2/1 翔泳社より編集引用)

(関連書籍・記事)