「習慣化」と脳の活動 Topics

ジョギング 少
 最近の脳スキャン技術のおかけで、習慣の働きを目で見ることが可能になった。習慣化したことを無意識で行っているときには、脳の奥深くにある基底核がつねに同じ経路で活動している。そのため、ここで曲がろうなどと考えることなく、いつもと同じ道順で車を走らせたり歩いたりして職場に到達できる。

 一方、初めての道を行くときには、次の角で左に曲がるべきか、どちらの道路が混んでいるかなどと考えるたびに、基底核ではなく前頭前野が活動する。両眼のすぐ上にある前頭前野は、複雑な論理的意思決定について注意深く意識的に考える。

 いったん道順を覚えると今度は基底核の出番となり、学習済みの事柄をもとにパターンを作成し、それだけを繰り返す。職場に行くまでのあいだ前頭前野はじっとしているか、あるいは取りかかるべき仕事や翌月の休暇の計画といった別のことに注意を向けている。

 もしも今、あなたの食生活が乱れていたり運動不足であるなら、そのままでよいとは思わないだろう。習慣を変えるための第一段階では、前頭前野を働かせて何が健康に良いかをじっくり考えることが必要になる。

 ダイエットや運動を始めると、前頭前野が活発に働く。「どの前菜がいちばん健康的だろう」とか、「午前中に走ろうか、それとも新しくできたあのジムに通おうか」とか、あるいは「ダイエット中だけどアイスクリームも食べたい。どうしよう?」といったさまざまな疑問がわきあがってくる。

 しかしいつもこうでは大変だし、どんな答えが選ばれるかわからないので、いつまでも前頭前野に頼っていてはいけない。重要なのは、つねに健康に良いほうを選ぶことだ。そうすれば、基底核が働きはじめ、選択に迷うことなく、ウェイトレスがきたら野菜料理を頼み、朝になったらランニングシューズをはくというように、健康に良いことをさっと選べるようになる。

(「加速する肥満」NTT出版より一部引用)

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