ガンは管腔臓器に多い Topics


ガンと低体温

 ガンが多発する臓器は、大腸、肺、食道、胃、卵巣、子宮などの管腔臓器である。中心部が空になっているので、細胞が少なく、外界とも通じているので体温が低い。乳房も胴体より突出しており、筋肉の少ない乳腺と脂肪組織だけからなっているので体温が低いので、ガンが多発する。

 逆に、心臓、脾臓、小腸にはまずガンはできてこない。体重の200分の1しかない心臓であるが、四六時中動いており、体熱の9分の1を発生して、いつも体温が高い。脾臓は赤血球が集まっており、体温が高い。小腸は管腔臓器ではあるが、消化のため常に動いており、体温が高い。

 ガン細胞は35℃で最も活発に増殖し、39.6℃以上になると死滅するとされている。よって、日本人のガン死激増の背景に、この50年で体温が1℃も下がったことも厳然として存在しているはずだ。

 1940年代以降、これまでの欧米の医・栄養学の分野で、過食ネズミは小食ネズミより数倍ガンにかかりやすいという実験結果が多数発表されている。よって、食べすぎも発ガンの大きな要因となる。

ガンは早期発見(サイズ)まで平均19年

 ガンは1個のガン細胞が発生し、徐々に増加して、10億個集まった時に直径0.5mm、1gの腫瘍になり、内科や外科の臨床医学の最先端の医療器械で、早期発見される。しかしガン細胞1個が発生してから最低10年、長くて30年、平均19年かかる、とされている。

 よってガンは年季が入っており、そう簡単には御することができない強者、曲者である。しかし、何しろ2人に1人はガンになるのだから、西洋医学の治療を受ける心得も知っておいた方がよい。

(「病気のサインにすばやく気付き病気は自分で治す」石原結實 2013.11.1 KKロングセラーズより編集引用)

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