万物の最小単位は振動するエネルギー Topics


 原子を構成する素材、基本単位は、素粒子と呼ばれます。質量粒子と力粒子。そしてヒッグス粒子や重力子の解明に取り組んでいるのが最先端の素粒子物理です。ここではシンプルにいきましょう。原子の正体は素粒子です。

 条件によって原子、条件が変われば素粒子と認識される。私もあなたも素粒子です。大気も、光も、地球も、太陽も、銀河も、宇宙も素粒子に満ちている。理論物理の世界で各国の天才たちが頭脳を結集して解明しようとしている、素粒子という存在を構成する素材、基本単位はなんだか知っていますか?

 理論物理の最先端では、振動するひものエネルギーだと言っています。ひも理論と呼ばれています。これは存在の本質に迫る上で、とても画期的な物理的世界観を提示しています。簡単に言えば、固定して形のある粒だと思っていたものが、もっと細かく分けてみたら、振動して形の特定できない、ひも状のエネルギーになってしまったんです。イメージとしては、固定の状態から、動きそのものの状態になってしまうという感じです。

 固定した存在ではない。振動するひものエネルギーの集まりです。ただ、弦楽器の弦のように、その弦が奏でる音、つまりひもの振動のエネルギーにはある程度の違いがあります。それが無限に組み合わされて、美しく壮大なオーケストラの楽曲になる。

 宇宙も同じです。エネルギーの振動が奏でる、壮大なオーケストラです。

(「宇宙一美しい奇跡の数式 0=∞=1」ノ・ジェス 2016.12.28 きこ書房より編集引用)