日本人のがん死亡率の年次推移 Topics

主要死因別粗死亡率推移

主要死因別粗死亡率推移


※主要死因別粗死亡率年次推移(1947年~2006年)

 戦後、結核や肺炎などの感染症の死亡率が減少し、がんや心疾患などの生活習慣病の死亡率が増加。がんは1981年から死因の第1位で、最近は総死亡率の3割を占める(財団法人がん研究振興財団)

国別がん粗死亡率年次推移

国別がん粗死亡率年次推移


※国別粗死亡率年次推移

 1990年を境に先進主要国のがん死亡率が軒並み下がり始めたのに対し、日本はさらに上昇を続けている(NHKクローズアップ現代)

 上のグラフ(主要死因別粗死亡率年次推移)にある「悪性新生物」というのが、がんのことです。1960年代には「脳血管疾患」がトップで、それにつぐ「がん」「心臓疾患」が日本人の「死因三大疾患」と呼ばれていましたが、1981年、がんが脳血管疾患を抜いてトップになりました。

 そして、ほかの二大疾患による死亡率が下がるか横ばいになるのとは対照的に、がんによる日本人の死亡率は右肩上がりで上昇しています。

 下のグラフ(国別粗死亡率年次推移)は、欧米主要諸国と日本におけるがん死亡率の推移を比較したものです。人口10万人あたりの数値ですが、1950年の時点では、日本人のがん死亡率は欧米よりはるかに低く、トップのイギリスの40%程度です。

 その後、年代を追って各国とも死亡率が上昇していますが、ことに日本の上昇率が高くなっています。

(「遺伝子群の働きを正常化すれば、がんは治せる」真柄俊一 2014/4/3 現代書林より一部引用)

(関連記事)
「がん治療の前提は免疫力の維持」

がん治療の前提は免疫力の維持

「がん細胞は毎日5000個できている」

がん細胞は毎日5000個できている

「がんと心拍数の関係」

がんと心拍数の関係