朝は排泄のゴールデンタイム Topics


 一日三食をよくかんで腹八分目にし、運動や労働などの筋肉運動も十分に行い、心身ともに健康で血液検査やほかの検査でも異常のない人に対して、私が一日一食にしましょうなどと野暮なことを言う筋合いなどまったくない。そういう方々はどうぞ、これまで通りの食生活を続けられるとよい。

 しかし今、何十万人かが毎年受ける人間ドックで、「異常なし」の人が7%しかいない、という事実。そして40歳以上の日本人の男性の半分以上が、「高」血糖、「高」脂血症、「高」体重、、、など「高」のつく、食べすぎ病である「メタボ」に陥っていることを考えると、現代日本人の大半の人に対して、「食の量を少なくするように」という忠告をする必要がある。

 朝から食欲のない人は食べる必要など毛頭ない。本能が食べることを拒否しているのだから。食欲があっても、「メタボ」ほか種々の病気で悩んでいる人は、一度朝食を思いきって抜いてみるとよい。

 「腹八分目に病なし。腹十二分に医者足らず」という格言があるが、今の日本人は、「腹十二分」だからこそ、ガン、糖尿病、脂肪肝、高血圧、痛風、脳卒中、心筋梗塞、不妊、、、等々の病気でもがき苦しんでいるのだ。(腹十二分)-(腹四分=一食分)=(腹八分)つまり、一食抜くとよいのである。

 仕事や就寝時間の問題など諸々の都合で、朝、昼、夕のどの食事を抜いても構わない。しかし理想は、朝食抜きだ。なぜなら朝は「吐く息が臭い」「目ヤニや鼻づまりがある」「尿の色が濃い」等々、血液の汚れを排泄している時間帯であるからだ。

 それは誰しも就寝中は「断食」しているから、起床時は排泄現象が旺盛なのである。朝食は英語でbreak fast、これはfast(断食する)をbreak(やめる)という意味がある。毎日の「朝食」は断食後の一食目の補食になるのだから、固形食(ご飯、パン、メン類等々)はさけて、重湯、お粥などにするとよい。

 しかし重湯、お粥でも胃腸が消化を始めると、排泄力は低下する(吸収は排泄を阻害する)のだから、できれば胃腸に負担のないものがよい。

(「医者より本能に従えば健康になる 病気が治る」石原結實 2016.9.16 海竜社より編集引用)

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