母体ストレスの胎児への影響 Topics

妊娠
 母親がストレスを受けると、その体内ではコルチゾールの生産量が増える。このコルチゾールのいくらかは、胎盤を通じて胎児へと運ばれる。

 合成コルチゾールにせよ、母親由来のコルチゾールにせよ、胎児期にその濃度の上昇を経験すると、ストレス軸が変化し、人生を通じて、ストレスに対して過敏かつ過剰に反応するようになる。

 このような、ストレス反応の永続的変化は、「糖質コルチコイド・プログラミング」、あるいは「HPAプログラミング」と呼ばれる。

(「エピジェネティクス 操られる遺伝子」リチャード・C・フランシス 2011/12/9 ダイヤモンド社より引用)