気候と体調の関係 Topics

「安保徹のやさしい解体新書」より引用

 自律神経の交感神経と副交感神経は、絶えず揺れ動いています。少しバランスを崩しても体は本能によって、喜怒哀楽の感情や、苦み、酸っぱさといった味覚を活用したり、寒いときには温め、疲れたときにはリラックスしたりと、自然に反射を起こして微妙にバランスをとっています。ところが、自律神経が大きく偏っている人はうまくバランスを元に戻せません。

自律神経の気候変動

 自律神経は一日の時間帯の他、気圧や気温、湿度、そして季節などの環境の変化によっても常に揺れ動いているため、時期や時間で体がさらに影響を受けてしまいます。自律神経の揺り戻しで症状が出やすくなり、過剰な偏りに拍車をかけて、その結果、病気が起こります。

 自律神経は昼間は交感神経優位、夜は副交感神経優位ですから、一日の中では、リンパ球は昼の十二時がいちばん少なく明け方まで上昇し、午前四時頃から下がり始めます。その反対に顆粒球は昼の十二時がピークで明け方まで下降し、午前四時頃から上昇します。

気候変動と病気

 夜間にリンパ球がふえるので、副交感神経優位リンパ球過剰の人は、アレルギー疾患の喘息の発作が夜間や明け方に多くなります。夜にはアトピー性皮膚炎の人がかゆくて眠れないのも、そのためです。早朝に関節リウマチの人の特有のこわばりが起こるのは、顆粒球がますます増え始めるからです。

 気圧が高くなり、酸素の量が多くなる冬は酸素の刺激で交感神経優位になります。顆粒球が増えるので脳卒中や心筋梗塞で倒れる人が多くなります。気圧が低く気温が高くなる春から夏には、リンパ球がふえ始めるので花粉症やアトピー性皮膚炎が起こり始めます。

 高気圧になる晴れた日は活動的になり、低気圧になる雨の日は痛みやコリなどで調子が悪くなるのも気象に対応している自律神経の変動によるものです。偏りが大きいひとほど変動に影響を受け、揺り戻しが大きく病気を発症させる原因になります。

(「安保徹のやさしい解体新書」安保徹 2013.12.17 実業之日本社より引用)

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