生命場と自律神経 Topics

 生命場の組織形成では、神経の働きも欠かせません。組織形成の過程で神経が分布しないと、組織再生ができません。ダメージを受けた部分の再生ができないと細胞が無秩序に増殖し、やがてガンへと発展します。

 マウスの乳ガンは、カプサイシン(唐辛子の主成分)で感覚神経を遮断すると、心臓や肺に転移しやすくなることが知られています。神経も細胞と密接にコミュニケーションをとりながら、生命場の組織形成に重要な役割を果たしているのです。

 そして特にキャンサー・フィールド(ガンの場)に関係しているのは、自律神経の副交感神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、前者が興奮(闘いか逃走)、後者がリラックスの働きがあるとされています。リラックスすることが良いという思い込みから、「副交感神経を刺激しましょう」というとんでもないデマが流布しています。

 これを文字通りに受け取るととんでもない間違いを犯します。副交感神経は筋肉をリラックスさせる働きがありますが、ショック状態やガンなどのシックネス・フィールド(病気の場)で働く神経です。副交感神経が刺激を受けると、猛毒の一酸化窒素(NO)、セロトニン、ヒスタミンなどのシックネス・サブスタンス(病気の場の物質)が放出されます。

 したがって、副交感神経を刺激するとガンの進行・転移を促進します。反対に副交感神経を遮断すると、ガンの増殖が抑えられます。あるいは交感神経を刺激することでもガンの増殖を抑えることができます。ヨガ行者にガンが多いという話を聞いたことがありますが、副交感神経優位に傾いていることがその一因になっている可能性があります。

 生命場においては、自律神経ではむしろ交感神経優位の方がよいのです。問題は過剰に自律神経が交感・副交感にと大きく振れることです。興奮しすぎてもリラックスしすぎてもいけません。ちょうど、筋肉が興奮して硬くなっても(交感神経)、リラックスしすぎても(副交感神経)、どちらも動けなくなるのと同様、自律神経は過剰に刺激しないほうがよいのです。

(~ガンの大本は生命場の乱れにあり~「ガンは安心させてあげなさい 」崎谷博征 2018.1.11初版 鉱脈社より引用)

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