生活習慣病と内臓脂肪 Topics

肥満 お腹
 内臓脂肪がたまると腸の周りにある門脈を通じて、サイトカインが肝臓に流れ込み、脂肪肝を作り出します。

 脂肪がたまった肝臓は食材由来の糖を処理できず、血糖値が上がり、インスリンが過剰に分泌されることになります。

 インスリンは、糖を脂肪に換えて内臓脂肪とするので、内臓脂肪→脂肪肝→高血糖→内臓脂肪という悪循環が生じてしまうのです。

 そのなかでインスリンの大量分泌が続くと次第に膵臓が疲弊し、徐々にインスリン分泌が低下。常に高血糖の状態が続くことになります。

 これが、内臓脂肪から糖尿病につながる大ざっぱな経緯です。

 内臓脂肪が増えると、脂質異常症となります。

 また、高血圧になったり、動脈硬化になったりします。動脈硬化が心臓で起これば心筋梗塞、脳で起これば脳卒中になるというわけです。

このように、生活習慣病は、すべて内臓脂肪が原因。逆にいえば、内臓脂肪さえ減らせば、かなり多くの病気を防ぐことができるということです。

(「まず白米をやめなさい!」溝口徹 2015/3/25 あさ出版より一部引用)

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