「糖化」と「老化」 Topics

ストレス 男性
 「糖化」という生理現象があります。これは、体内の余ったブドウ糖とたんぱく質が結びついて、AGEs(糖化最終生産物)という物質をつくり出す現象。じつは最近、この「糖化」が、老化の大きな原因ではないかとみられるようになってきているのです。

 老化の原因説には、①テロメア説(各細胞は生涯50回程度しか分裂できない)、②活性酸素説(フリーラジカルが細胞を破壊する)、③糖化説(たんぱく質と糖質が不可逆的に結合する)、④消耗説(毒素、ストレス、微生物などによる損傷が蓄積する)などの諸説があります。そのなかでも、糖化説がいま最も脚光を浴びているのです。

 糖化の具体例としてわかりやすのは、皮膚の老化でしょう。皮膚の真皮はコラーゲンというたんぱく質でできているのですが、長年の間にコラーゲンのたんぱく質が糖と脱水結合して離れなくなるのです。この「皮膚の糖化」によって、皮膚硬化や色素沈着が起こりやすくなり、みずみずしく柔らかかった肌が、老人のカサついた乾燥肌へと変性していくわけです。

 そして、こうした糖化による変化は、体のいたるところで起こっていると考えられるのです。たとえば、老人に多い白内障もAGEsが大きな原因。また、髪の毛、肺と心臓の筋肉、靭帯、腱、核酸、脳の硬膜などでも、同じ変化が確認されています。

 さらに、血液でも糖化は起こっています。赤血球のヘモグロビンたんぱくに糖が結合すると、ヘモグロビンA1c(糖尿病の指標として知られています)になるのです。もっとも、赤血球の場合、3~4か月ごとにすべて新しく入れ替わっているため、血糖値を下げれば3~4か月後にヘモグロビンA1cも減少します。

  ともあれ、この糖化は血中ブドウ糖が余った高血糖の状態で進行する現象です。「糖化」で老化しないためには、やはり炭水化物の摂取を控え、高血糖にならないようにするのがいちばんの早道なのではないでしょうか。

(「100歳まで長生きできるコレステロール革命」大櫛陽一 2012/1/20 長岡書店より引用)

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