ナイアシン(ビタミンB₃) Topics

ナイアシンとナイアシンアミド

 ビタミンBは、ビタミンAが脂溶性であるのに対して水溶性です。発見された順に、B₁からB₂、B₃というように、番号がつけられています。番号とは別の名称で呼ばれるようになったものもあります。ビタミンB₃もその一つです。

ニコチン酸とニコチンアミドという名称ですが、医学の文献では、ナイアシンとナイアシンアミドと呼ばれることが多くなっています。どちらもニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)という名の物質の前駆物質で、体内の活性化補酵素であり、似た性質を持っています。しかし、ちがう点もあります。

ナイアシンには血管拡張作用があります。それはトリグリセリドと総コレステロール値を低下させ、HDLコレステロール値を上げます。それに対してナイアシンアミドは、脂質にはとくに作用しません。

安全性と副作用

 ナイアシンもナイアシンアミドも安全ですが、それぞれに副作用があります。ナイアシンアミドの量が多すぎると、吐き気を起こし、嘔吐する場合があります。吐き気が起きた時はいつでも、量を減らさなければなりません。アレルギー反応の可能性もあるが、必ず起こるとはかぎりません。

ナイアシンの副作用は、よくみられて、危険性はきわめて少ないものです。かゆみや熱をともなう血管拡張あるいは紅潮です。こうした症状は、ナイアシンが皮膚の毛細血管を開くので、血流が増大して起こるものです。

この紅潮は、体のどこにでも現れ、数分から数時間ほど続くことがあります。たいてい額から始まって、だんだん体の下のほうへと降りていきます。全身に及ぶことはまれです。初めてナイアシンをとる時に、最も強く紅潮が起こることが予想されます。その後は、かろうじて気づくくらいの程度にまでになります。

もし紅潮が続いてがまんできないならば、ビタミン使用は中止しなければなりません。紅潮の強さの程度は、ナイアシンが血液に吸収される速度によって変わります。もし静脈注射で入れられれば、紅潮は最も激しくなるでしょう。

しかしたいていは経口投与なので、そんな激しくはなりません。でも空腹の時、熱いティーに溶かしたナイアシンを飲むと、やはり激しい紅潮を起こしてしまいます。そこで食事の後に、冷たい物といっしょに飲めば、紅潮の強さを減少させることができます。

(「統合失調症を治す 栄養療法による驚異的回復」A・ホッファー著 2005.10.20 第三文明社より引用)

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