現代人は栄養失調 Topics

狩猟 採集

現代人は「深刻な栄養失調」

 内科医のポイド・イートンと同僚の人類学者たちによると、現代人は知的な進歩をとげハイテク製品をもののしたにもかかわらず、深刻な栄養失調であるという。私たち人間の体は、今日大部分の人が摂っているものとはまったくちがう食物を食べるように進化している。一万円前に農業が始まったが、それ以前、人びとは狩猟採集民族であり、果実と野菜と脂のない肉を食べていた。

 それらの食物は季節や天候によってことなり、いずれもその土地の資源からえられたものだった。わが祖先は穀物を食べたり他の動物の乳を飲んだりすることはめったになかった。一万年前というと遠い昔のことに思われるが、私たちの遺伝物質の99.99%はすでにできあがっていた。こういうわけで私たちは、穀物や酪農製品のような農業がもとになった食事にはまだよく適応していないのである。

 私たちの遺伝子は狩猟採集時代の食事という栄養環境下ではたらくように進化している。適応はつづいているが、狩猟採集民族で少なくとも10万世代を経過し、農業に依存するようになってからわずか500世代である。産業革命後に生きたのは10世代にすぎず、調理ずみのファストフードで育ったのはたった2世代である。私たちの体がこの急激な変化に適応する時間はなかった。

 

現代病の多くは「体と環境のミスマッチ」

 医師のランドルフ・ネスとジョージ・ウイリアムスはこう書いている。「私たちの体は数百万年にわたって、アフリカの平原で小さな群をつくって狩猟採取生活をするようにつくられてきた。自然淘汰によって、私たちの体が脂肪分の多い食事や車や薬や人口光やセントラルヒーティングに対処できるように改造されるには時間が足りなかった。防ぎうる現代病の多くは、おそらく大部分は、私たちの体のつくりと環境とのミスマッチから生まれている。」

 先史時代人が食べていたようなものを食べたいとだれがほんとうに思うだろうか、「穴居人」はきっと健康じゃなかっただろう、生活は苦しく人生は短かったに違いない・・・どうもそうではないらしい。考古学的証拠によると、狩猟採集民であ先はがっしりとしていて筋骨たくましく、ひきしまった細身の体で、老年になっても骨粗鬆症や関節炎の兆候はみられなかった。

(「動物たちの自然健康法」シンディ・エンジェル 2003/10 紀伊國屋書店より引用)

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