病気や症状は水分排泄のサイン Topics


 体内に水分が溜まった状態を、漢方では2000年も前から「水毒」と言い、この水毒に陥ると、体が種々の「水分排泄」のサインを表してくる。漢方では、次のような疾患は水毒による症状と考えている。

➀アレルギー疾患
以下のような症状を起こすことにより、体内の余分な水分を体外に排泄している。

鼻炎・・くしゃみ、鼻水
結膜炎・・涙
喘息・・水様痰の喀出
アトピー・・湿疹

➁肥満
とくに「下半身デブ」の状態になる。体重の60%が水分であり、ビニール袋に水を入れて上から吊り下げると下部が膨れる状態を想像していただきたい。

③メニエル症候群
平衡感覚を司る内耳の中のリンパ液という水分の過剰で、平衡感覚が狂い、めまい、耳鳴りを起こす。嘔吐を伴うのは、胃液という水分を排泄して、体の水分の全体量を減らそうとする反応である。

④緑内障
目の中のレンズ(水晶体)を洗っている眼房水が増加し、眼圧が上昇することによって起こる。この眼圧による視神経の圧迫で、ひどくなると失明に至る。

➄帯状疱疹
西洋医学では、ヘルペスウイルスが原因とするが、自然医学的には、ウイルスの力を借りて「水疱」ができることにより、体内の余分な水分を排泄している姿と考える。

➅頻脈・不整脈
脈を速くすることで、体温を上げて体内の冷えを改善し、余分な水分を消費しようとする現象。風邪などで体温が1℃上昇すると、脈は約10増える。逆もまた真なり。

 「痛み」や「凝り」は、入浴したり温湿布をしたりして体を温めると、軽くなることが多い。逆に雨の日や寒い日には、痛みが激しくなるものだ。このことからもわかるように、体内の余分な水分が溜まると、痛みが生じやすい。

 「片頭痛」の妙薬である「五苓散(ごれいさん)」や「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)」は、水分の排泄を促す利尿剤であるし、リウマチの薬として2000年も前から使われている「桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)」は体を温める作用と利尿作用をもつ生薬からなっている。

(「お腹を温めれば病気にならない」石原 結實 2010.3.1第一版 廣済堂より編集引用)

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