運動しても痩せない理由 Topics

ジョギング 少
 体重を減らしたい、あるいは病院で減量を指示された人の多くが食事の総量を減らすと同時に、何らかの運動を強制されます。そして仕方なく、高い入会金を払ってフィットネスジムに通ったり、ウォーキングやジョギングを始めたりすることになります。

 適度に体を動かすこと自体は、悪いことではありません。ですが、減量のために行う作業としては、運動はものすごく効率が悪いのです。

 減量には有酸素運動がいいとされており、実際に行えば脂肪が消費されるのは本当です。しかし、人体のエネルギー代謝の仕組みはそう都合よくできてはいません。脂肪を大量に使うようになるのは、有酸素運動を継続して90分以上たってからなのです。

 体重60キログラムの人が30分のウォーキングをして消費されるのは、わずか60キロカロリーでしかありません。ちなみに、42.195キロメートルのフルマラソンを走って消費できるのは2200キロカロリー程度ですから、通常の1日分の食事をすればトントンです。

 体重1キログラムを減量するためには7000キロカロリーの消費が必要なので、仮に10キログラム痩せたいと思っている人は、フルマラソンをいったい何回完走すれば希望がかなうのでしょうか?

 それほど、運動は減量に向いてないのです。

 厳密にいえば、30分のウォーキングで60キロカロリーとはいえ消費できるので、そのぶんだけ「痩せる」といってもいいかもしれません。しかし、これは食事にすればポテトチップスを数枚食べただけで元の木阿弥ですから、意味があるとはいえません。

 運動は、毎日継続してこそ減量につながります。しかし、屋外で行うウォーキングは雨の日や雪の日には困難ですし、真夏や真冬には危険も伴います。いちいち着替えて外出するのも面倒ですから、継続すること自体がとても難しいのです。

 しかも、運動するとよけいにお腹がすくのが困りもの。そんなときには、たいていドカ食いをしてしまうことも心配です。仮に運動で痩せたとしても、やめればまた太るわけですから、「運動しても痩せない」というわけです。

 適度な運動は、体力や筋力の維持・向上には役立ちます。減量を目的にして行うのではなく、汗をかいて代謝をアップさせたり、足腰をしっかりさせて衰えないようにしたりするために行うべきものと考えておきましょう。

(「日本人だからこそ「ご飯」を食べるな」渡辺信幸 講談社α新書より引用)

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