高齢者転倒のリスク(慢性硬膜下血腫) Topics

シルバーカー
 ご高齢の方が頭をぶつけた時などにはこの病気になる可能性がある、脳外科の世界ではいちばん基本的な病気のひとつなのです。どういう病気かというと、頭蓋骨の内側で、脳の外側に血が溜まる病気です。

 血が溜まるとどんな悪いことが起きるかというと、溜まった血が徐々に脳を圧迫するのです。それによって、ぼーっとしてきたり、麻痺が出たり、言葉が出なくなったり、失禁したり、頭痛が出るなど、様々な症状をきたします。なんとなく普段と様子が違う、といった理由で家族に連れられて来院する人も多いです。

 高齢の方にこの病気が多い原因はいろいろあります。まず、足腰が健常でないと転びやすいということがあるでしょう。そして、脳の表面から硬膜側へ走っている血管がもろくなっていることや、脳の委縮に伴って、それらの血管がぴんと張って切れやすい状態になっていること、他の病気で血液を固まりにくくする薬を飲んでいる人が多いこと、など様々です。

 高齢化社会の訪れとアスピリンやワーファリンなどの抗血小板抗凝固療法が広く一般的となってから、罹患率が高まっているようにさえ感じます。

(「続 誰も教えてくれない脳と医療の話 脳外科医の現場から」電子版より一部引用)

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